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メンズパンツの生地の種類【パンツの生地】

ウェア・コーデ
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PANTS
パンツのシルエットも大事。
それ以上に生地も大事です。

自分の体形に合ったパンツのシルエットは大事です。
それ以上に大切なのが、パンツの生地。

パンツの生地を理解することによって、季節ごとに最適なパンツが分かります。
また、直接肌に触れるものだからこそ最低限の生地の種類を覚えたいところ。

そこで今回は、メンズパンツの有名な生地の種類をピックアップ。
生地の特徴を理解してコーデに反映しましょう。

種類1デニムパンツ

AURA VOUGE

インディゴ染料で染めたタテ糸と、染料を施していないヨコ糸を使用した肉厚の織り生地のことをいいます。
従来では、天然のインディゴを使用した染料が使われていましたが、近年では、安価で扱われる合成インディゴが登場し、合成インディゴで染料したデニム生地が一般になりました。

デニムパンツは元々、アメリカのゴールドラッシュを背景に生まれた労働者の作業着でした。

デニムパンツは作業着使用で使われていたため、擦切れてしまうという悩みがありこの悩みを解決するため、キャンバス生地を用いることしました。

キャンパス生地を用いることにより強度が増し、鉱夫の間で人気のパンツとなりました。


その後、アメリカを筆頭にカジュアルシーンには欠かすことができないパンツアイテムとして進化しました。

種類2チノパンツ

チノパンツは、元々19世紀中頃に陸軍の軍隊の作業着が起源とされて、「チノクロス」と呼ばれる厚手のコットンやポリエステルの生地を使ったパンツのこと。略称は「チノ」「チノパン」と呼ばれています。

カジュアルシーンに欠かせないチノパンツは1年を通して履くことができる万能パンツ。

どんなコーデにもハマるパンツで老若男女人気の高いパンツとなりました。

種類3コーデュロイパンツ

コーディロイは縦に入った畝(うね)模様が特徴で、生地にパイル織を使用しています。

生地表面を覆う毛羽立ちの良い畝(うね)たちが空気をたっぷり含んで保湿を高めてくれます。
つまり、暖かい生地で寒い季節は重宝するアイテム。

コーデュロイパンツは履くだけで季節感を演出でき、なんといってもニットの相性が抜群です。

最近では、スーツとパンツのセットアップが流行り、街で見かける人が多くなっています。

コーデュロイ生地の特徴

  • 保湿効果が高いため、秋冬に持っておきたいアイテム
  • 静電気を発しやすく、ホコリができやすい
コーデュロイという言葉

コーデュロイという言葉は、フランス語で“Corde du Roi=王の畝(うね)”の意味を指します。
この畝(うね)には様々な大きさの幅があり、1ミリ未満の畝なら「極細」、3ミリ以上5ミリ未満なら「中太」など畝の大きなによって呼び名は変わります。

種類4リネンパンツ

リネンパンツは、亜麻の繊維を原料とした織物です。
通気性が良く吸水・速乾性に優れている素材です。夏物衣料に使用されることが多いです。

また、繊維が硬いので汗をかいても肌に張り付かないので、夏場は快適に過ごすことができます。

種類5シアサッカーパンツ

シアサッカーとは、経糸に収縮率の違う糸「しじら(縞状のしぼ)」を適度な間隔に配列して織ったものです。

サッカーやシアサッカーもしじら織も同じ意味です。

シアという言葉は「透き通るや薄い」といった意味があります。

シアサッカーの生地は、縮んでいる糸の部分は平滑になりあまり縮まない糸の部分はポコポコとうねってます。

こうして施された生地は、肌にべとつかず清涼感があり夏物のカジュアルウェアからパジャマなど夏物衣料に幅広く用いられています。

種類6ナイロンパンツ

ナイロンパンツとは、主に石油を原料とした「ポリアミド」と呼ばれる化学合成繊維のこと。

現在、世界で生産量の高いのはポリエステルですが、2番目に多いのがナイロンとなります。

弾力性があり、耐久性の高さからウィンドブレーカーやスキーウェアなど冬物のスポーツウェアまで幅広く取り扱われています。

また、最近では雨具用品の傘やレインコート、旅行バックなどにもナイロンは使用されています。

シャカシャカ感があるナイロンパンツはアウトドアよりのパンツでしたが、現代ではタウンユースにも履けるデザインが多く出てきています。

種類7ウールパンツ

ウールとは、羊から採取した毛です。よじれたながら波打つように縮れ(クリンプ)、表面はスケールと呼ばれるうろこ状の構造になっています。

それらが絡み合い、撥水性や伸縮性があり最大の特徴である保温性の高さが魅力でもあります。

種類8スウェットパンツ

ウェットとは、運動時などの吸湿性の高い綿ジャージの素材のことを指します。

スウェットは英語で「汗」という意味があり、伸縮性、吸汗性、防寒性にも優れています。現代では、スポーツ以外にもカジュアルラインのコーディネートに浸透し、ダウンベストやシャツにスウェットパンツを合わせたスポーツコーデがあります。

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ライターからひとこと

メンズパンツで知っておきたい生地の種類についてご紹介しました。

シルエットはもちろん知っておきたい知識ですが、それ以上に素材や生地も知っておいても良いでしょう。

季節感にあった生地をコーデに取り入れることで、機能性はもちろんのことコーデをもっと華やかにしてくれることです。

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