ダウンジャケットとは、ガチョウなど水鳥の胸元に生えている保湿性の高い羽根(ダウン)を詰めてキルティングを施した生地でできた防寒用のジャンパースタイルジャケット。
ダウンジャケットは、極寒地の防寒着または作業着として作られたもの。
極寒地域には欠かせないアイテムであるため、アウトドアブランドを筆頭に多くリリースされています。
様々なブランドが取り扱う、素材や縫製、ブランドネームによっても価格帯は異なりますが50,000円でお釣りが返ってくるものから数十万円するダウンジャケットもあります。近年のダウンジャケットはすっきりとした印象のモノが多い。それに加えて軽くて暖かいことが最大の特徴。
見た目もスッキリしながらも厚みが十分あり着心地も暖かく、支持される大きな理由です。
ダウンジャケットは使い勝手が良く、防寒着としても大活躍します。今となっては秋冬シーズンの定番アウターとなりました。
ダウンジャケットの選び方のポイント
選び方1素材の比率「ダウン」と「フェザー」をチェック
ダウンジャケットの中身は主に「ダウン」と「フェザー」で構成されています。
選び方の決め手となるのは「ダウン」と「フェザー」の素材割合です。
一般的には、ダウンは70~90%、フェザー10%~30%の割合が良いとされています。
また、ダウンの特性上、ダウンの割合が高ければ高いほど保湿効果が期待されます。
水鳥の胸の部分に生えているわた羽のこと。芯がなく、放射状に広がる綿毛が空気を多く含む構造になっています。
水鳥の翼部分など体を覆う羽根。こちらは芯があり、弾力性があり型崩れしにくいという特性があります。フェザーはさらにスモール(小)フェザーとラージ(大)フェザーに分けることができ、前者のほうが品質的に優れているとされています。
選び方2品質を左右する「フィルパワー」
フィルパワーは羽毛のかさ高性を示す単位
1オンス(約28g)の羽毛をシリンダーに入れて、ある一定の荷重を掛けた時の膨らみ度合いを立法インチで示したものがフィルパワーです。図で示したほうが分かりやすいかと思いますので下記のイラストをご覧ください。
簡単に説明すると、フィルパワーの数値が高いと少量のダウンで軽量なウェアということ。つまり、フィルパワーの数値が高ければ高いほど、ダウンの重さは軽いということになります。
しかし、注意したいのが「フィルパワーが高いダウンウェア=保湿性がいい」とは限りません。
一方、フィルパワーの数値が低い場合は大量のダウンを用いるため必然的に重くなります。
- フィルパワーの数値が高い・・・弾力性が高く軽くて暖かい。値段は比較的高い
- フィルパワーの数値が低い・・・弾力性が欠け、重い。値段は比較的的リーズナブル。
ダウンジャケットブランド15選!買うならココがおすすめ
アウトドアブランドを始めカジュアルブランドからハイブランドの数あるダウンジャケットの中から、人気・実力・ブランドネームすべてにおいて大人の着こなしにふさわしいブランドを厳選してピックアップ。
買って失敗のない。不朽の名作ダウンジャケットで大人の核をあげましょう。ブランド1THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)バルトロライトジャケット
常に高機能でタウンユースに映えることで男女問わず人気を誇る「ザ・ノース・フェイス」。北欧やアラスカなどの極寒の地でも耐えられる保温性。中でもアウトドアに大活躍の保温力とでシンプルなデザインでタウンユースにもハマる傑作。また、中綿には光電子ダウンを採用することで冷気をシャットアウトする高機能性を兼ね備えている逸品。
サイズ・素材・備考
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ブランド2「カナダグース」ジャスパー
多くのセレクトショップで取り扱われ、ダウンの中でも洗練されたデザイン・高機能性からトップを争う「カナダグース」。1957年にカナダのトロントで創業し、今もなおMADE
IN
CANADAにこだわって生産を行うブランドです。日本人に合った細身のシルエットでスッキリしたラインは様々なスタイリングにマッチする「ジャスパーパーカー」。軽量で保温性にも優れており、タウンユースにもハマる適したモデルです。オンオフ兼用に最も適し、人気No.1に君臨し続け、世界的にカナダグースがブレイクするきっかけとなったモデルです。
サイズ・素材・備考
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ブランド3「ナンガ」オーロラ
1941年滋賀県にて創業した羽毛寝具メーカー。近年、アパレル商品開発にも力を入れ、長年培った羽毛のノウハウや卓越した技術を生かしたダウンを制作。メイドインジャパンで生み出された高品質なダウンウェアは世界的でも「ダウンジャケット」高評価を獲得している。特に注目したのは、オーロラテックスを使用した通称オーロラシリーズ。
サイズ・素材・備考
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ブランド4「デサント オルテライン」水沢ダウン
生産工場である岩手県奥州市(旧水沢市)で作られている『水沢ダウン』。日本の最先端技術を用いて、浸水の原因となるステッチをなくすことでよりシンプルなルックスを実現。また、見栄えだけでなく、スポーツブランドが持つ機能性とデザイン性がプラスされた唯一無二の一着です。
サイズ・素材・備考
本体;ダウン90% フェザー10% 脇身頃・袖下;ポリエステル100%
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ブランド5「ウールリッチ」アークティック パーカー
1830年にアメリカ東海岸ペンシルベニア北部に創業したアメリカ最古のアウトドア・ブランド「ウールリッチ」。極寒地用ワークウェアとして開発されたアークティックパーカは常にアップデートを繰り返し、多くのファンを魅了するブランドです。マイナス40℃の環境にも耐えきれる機能性で全米から愛され続けてきた逸品。ありそうでなかったデザインが程よく、大人な優しい好印象の雰囲気を漂わせ、ON・OFF使いやすい秀逸なデザインです。
サイズ・素材・備考
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ブランド6「アークティックエクスプローラー」チル
ARCTIC
EXPLORER(アークティックエクスプローラー)は2013年にロシアで創業し、国内の高品質な素材とカラフルなカラーバリエーションが豊富な本格派ダウンブランド。昨年日本に初上陸を果たし話題を呼び、今年もダウンジャケットは目を離せない注目アイテム。休日のお出かけから、通勤ではスタイリッシュに羽織れ、幅広いコーディネートに対応する魅力の1着です。
サイズ・素材・備考
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ブランド7「マムート」ダウンジャケット
堅実なモノづくりで絶大な信頼を獲得している「マムート」。「マムート」のダウンジャケットは750フィルパワーのグースダウンをふんだんに使用し、暖かさも十分。シルエットは適度なゆとりがあり動きやすい作り。また、すっきりとした印象に整っているためアウトドアはもちろん。タウンユースにも大活躍する逸品です。
サイズ・素材・備考
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ブランド8「タトラス」ボルボレ
2006年A/Wよりスタートしたイタリア発のアウトフィットレーベル「TATRAS(タトラス)」。スリムで上品なドレッシーダウンが美しいラインを醸し出してくれるダウンジャケットが特徴的。暖かい空気をためる目の細かな最高級のホワイトグースを使い、保温性を保ちながらも軽さ持ち合わせた逸品。高品質で機能的で、ボリューム感を抑えたルックスでスタイリッシュな雰囲気を漂わせたモデルはブランド屈指。大人のきれいめコーデにはぜひ取り入れたいダウンジャケット。
サイズ・素材・備考
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ブランド9「ナノ・ユニバース」西川ダウン EASTアークティック
良質な羽毛布団で名を馳せている「東京西川」と「ナノ・ユニバース」とのコラボで生まれた西川ダウン。程よいロフト感と直線的・立体的なディティールで都会的なデザイン。表面には高耐久150dのポリエステルとコンパクトコットンを採用することで、適度なハリコシのある素材感で動きやすさをプラス。「東京西川」の高品質なダウンの暖かさは申し分なし。デザインとカラーバリエーション豊富でアウトドアやタウンユースにもハマる一着です。
サイズ・素材・備考
袖部分、フード中わた: ポリエステル100% リブ部分: アクリル90%, ポリエステル7%, ポリウレタン3% ファー部分: チャイニーズラクーン(タヌキ)
皮革部分: 牛革
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ブランド10「ケープハイツ」LUTAK JACKET
1990年にアメリカのニューイングランド州で設立した「Cape
Heights(ケープハイツ)」。「L.L.Bean」や「Eastern Mountain
Sports」、「Colorado」など、アメリカの名だたるアウターウェアブランドの生産を長年手掛け培ったノウハウを生かし、オリジナルブランドを1994年にスタート。ニューーイングランド州の厳しい環境に耐えるべく、あらゆる環境の変化テストを重ね、そのフィードバックを基に完成させた唯一無二のアウターウェアアイテム。シンプルでベーシックなデザインでアウトドアブランドならではの高性能を搭載し、真冬の厳しい寒さにも十分に対応してくれるおすすめのアウターアイテムです。
サイズ・素材・備考
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ブランド11「モンクレール」ダウンジャケット
フランスの高級ダウンウェアブランド「MONCLER
(モンクレール)」。登山家のための装備を作ることから始まっただけに、その保温性は一級品。フランス規格協会が規定する最高ランクであるキャトルフロコンを取得したダウンだけを厳選して使用しているため、品質に高さはナンバーワン。品質の高さに加えファッション性の高さも兼ね備える万能アイテム。プレミアムダウンウェアとして地位を確立し、ヨーロッパをはじめとする上流階級の支持を得ている「MONCLER
(モンクレール)」。滑らかな肌触りとふっくらした柔らかさにプラスして、美しいシルエット。コーデにも落とし込みやすい1着です。
サイズ・素材・備考
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ブランド12「ロッキーマウンテンフェザーベッド」ダウンジャケット
1960年代後半にカウボーイ向けの防寒着作りからスタートした「ロッキーマウンテンフェザーベッド」。主にアメカジフリークから支持を獲得したブランドで、2005年にリバイバルを遂げ、今再び人気が高まっています。洗練された大人が選ぶなら「HERITAGE」コレクションのダウンジャケット。すっきりとした美しいシルエットラインで、アウトドアはもちろん、単ユースにもばっちりハマる逸品です。
サイズ・素材・備考
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ブランド13「デュベティカ」ディオニシオ
2002年にスタートしたイタリアのベニスで生まれたダウン専業ブランド「DUVETICA(デュベティカ)」。100%フランス産の上質なダウンのみを使用するだけでなく世界中から選りすぐられた高品質なファブリックや副資材を使用し、縫製はヨーロッパ内で最高レベルの技術が保証された主にブルガリアのダウン専業工場で生産されています。DUVETICAで使用されるグレイグースダウンは、この最上級レベルのフォアグラ用に飼育された貴重なグレイグース(=がちょう)の副産物として採取された胸元の産毛だけを使用しています。フランス国内では主にペリゴール地方でしか生息していないグレイグースは、伯爵家の広大な敷地で自由にのびのびと、リンゴやコーンなど自然の栄養をたっぷりと与えられた伝統的な飼育方法だからこそ、上質なグレイグースダウンが産み出されていると言っても過言ではありません。その証明としてDUVETICAのダウンは、フランスの規格協会から最高品質のダウンであることを認める「キャトルフロコン(4つの羽)」のマークを取得しています。無駄のないシンプルなデザインと程良いボリューム感がコーディネートしやすく、着回しやすさも抜群。
サイズ・素材・備考
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ブランド14「シエラデザイン」ロクヨンクロス ダウンジャケット
1965年にアメリカ・カリフォルニア州で誕生したアウトドアブランド「」。中でも定番で人気なアイテムがコットン60%とナイロン40%からなる米国製のオリジナル60/40(ロクヨン)を使った耐久性の高いダウンジャケット。ボリュームミーでアウンとドアブランドならではの暖かさを実現しているダウンジャケットです。保温性は十分に、そのうえダウンジャケットは軽量とスペックの高さにも注目です。
サイズ・素材・備考
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ブランド15「ワイルドシングス」ショートモンスター ダウンパーカー
華々しい登山歴を持つボガート夫婦が創業したアメリカのアウトドアブランド「WILD
THINGS(ワイルドシングス)」。
“ぬれても保温性の落ちないダウン”・“軽量かつタフでなければならない”という実際の登山経験から生まれたアイデアによって高品質なウェアを作り続けています。ダウンジャケットよりもあたたかいと評される「プリマロフト(人工羽毛)」などの高機能素材は、アウトドア志向の人だけでなくファッション好きの人にも愛されています。フィルパワー1000のホワイトグースダウンを採用した暖かく軽量な作りが魅力です。ボリューム感のある見た目は、ストリートライクにフードパーカーやバギーパンツで合わせるもよし、都会的にきれいめに纏めるもよし。
サイズ・素材・備考
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ライターからひとこと
人気ブランドおすすめダウンジャケット15選を一挙にご紹介しました。
金額が高ければいいっていうわけでなく、自分にあったシルエットや素材を意識して自分にマッチした良質な「ダウンジャケット」一着選びましょう。 1シーズンで着崩れさせないダウンジャケット